Hermès — Icônes de la Mode / Alison James著
¥9,750
【新書】
「モードのアイコン」シリーズは、偉大なメゾンの作品と歴史を再発見するための一冊。19世紀に馬具工房として創業したエルメスは、卓越した職人技と細部へのこだわりによって、ヨーロッパ貴族の間で瞬く間に名声を得た。一族が代々守り育ててきたこの帝国は、数十年にわたる革新を重ねながら成長し、パリのクリエイション界において常に唯一無二の存在感を確立してきた。「極限の洗練」でありながら、誇示としての贅沢とは一線を画すというブランド哲学のもと、香水・時計・テーブルアート・プレタポルテへと版図を広げていく。
本書ではそのアイコニックな歴史を豊富なビジュアルとともに紐解いていく。軍用車のボンネットにヒントを得てジッパーをいち早くバッグや衣類に応用し、1922年にはその独占使用権を取得。1925年にはウェールズ王子(後のウィンザー公)のために世界初のジッパー付き革ジャンを製作するなど、エルメスの革新は枚挙にいとまがない。ココ・シャネルをはじめ他のデザイナーたちもエルメスの職人から技術を学びに訪れたというエピソードも収録されている。
さらに、プレタポルテ参入後の象徴的なデザイナーたちの系譜——マルジェラ、ゴルチエ、ルメール——へと続く現代の物語まで、ブランドの全貌を余すことなく伝える。毎年数回新たにデザインされる名高いシルクのカレ、オークションで数十万ユーロを超えることもあるバーキンバッグ……エルメスが生み出してきたアイコンたちの誕生秘話も読みどころのひとつ。外部ジャーナリストによる独立出版物ならではのファンブック的視点で、エルメスをより深く知りたい方に贈る一冊です。
無断転載禁止
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発行年 2025/9
ページ数 144P
判型 210mm×270mm ハードカバー
言語 : フランス語
エルメス社非公認の独立出版物




















