A Book of Spoons : Jasper Morrison
¥8,250
SOLD OUT
【古書】
1997年刊行。Jasper Morrisonが収集選定したした世界中のスプーンを写真家 Nigel Shafranが撮影。世界中のスプーンを等価に並べ、「誰がデザインしたか」ではなく「使われ続けてきた形の力」を問うた1冊。この本は「良いデザイン vs 悪いデザイン」を語りません。高級な銀のスプーンも、使い捨てのスプーンも、同じアングル・同じライティングで撮影することで、すべてを等価に扱う。ヒエラルキーを解体するための本なのです。
序章にはスプーンの歴史・文学・文化における役割についての短い考察があり、「ナイフ・フォーク・スプーンのフロイト的分析では、スプーンは三者の中で女性的役割を担う。フォークはナイフとスプーンの男性的な子どもであり、スプーンへの嫉妬を抱く小さなオイディプスだ。スプーンはナイフやフォークと違い、愛着を呼び起こすことができる——脅威を与えず、養い育てる物体として」と述べられている。スプーンをデザインでなく精神分析の言語で語る異色な本です。(序文を訳したペーパーも付属いたします)
1997年当時モリソンはまだ「Super Normal(超普通)」という概念を公式化していません。
この本は、文化や地理を超えた、普遍的・不変的なデザインを浮かび上がらせる試みであり、その10年後に深化する思想の最初の実験室といえます
一言で言えば「人間は道具に何を求め、何に美を感じるのか」を問う、静かな哲学書です。
【発行年】1997年 初版3000部
【言語】英語
【判型】21 × 15 cm
【ページ数】96ページ
【装丁】ソフトカバー(ペーパーバック)
【備考】古書につき書籍のヤケ、傷、スレ、汚れ有り。
※書籍の性質上、経年による若干のヤケ・スレはご了承ください。
※写真にてコンディションをご確認のうえご購入ください。
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